“必要に迫られて身につけた英語”が、人生の危機を救った日—海外の机に残る、努力の痕跡から生まれた教育理念—
ホテルの小さなデスクいっぱいに広がるメモ用紙。
びっしりと書き込まれた英文、書き直した跡、付箋、辞書アプリ、ノートPC。
これは、かつて海外で必死に英語を学び続けていた頃の「痕跡」だ。
英語を“勉強として”学んでいたのではなく、
英語を“生きるために”学んでいた時期があった。
■ バスでもホテルでも、生活のすべてを英語にした日々
朝のバスの揺れの中で単語を覚え、
役所の待合室で文法を見返し、
スーパーの看板を見ながら語彙を拾い続けた。
スマホもPCも、
SNSもメールも、
すべて英語設定にした。
誤操作は日常茶飯事。
意味のわからないエラーメッセージが出て、PCを閉じたくなる日もあった。
それでも、
「英語を道具にしなければ生活が進まない」
という環境が、確実に自分を鍛えていった。
■ 役所で英語が通じず、滞在許可証を3回取りに行くことになった
海外の役所は想像以上にハードルが高い。
英語が通じると思って行ったら、
「それではダメ」「書き直し」「別の窓口へ」と跳ね返される。
滞在許可証をめぐって、
結局 3回も 同じ場所へ足を運ぶことになった。
しかしその度に分かった。
「自分の英語力が生活の成否を決める」
必要に迫られることで、英語は加速度的に伸びていった。
■ 家賃トラブルと英語での本格交渉
—“語学は自分を守るための武器”だと理解した瞬間—
海外生活では、予想外のトラブルが起きる。
ある日、大家さんから不当な家賃増額の連絡が届いた。
無視すれば不利になる。
感情的に反応すればこじれる。
そこで、英語で論理的に文章を組み立て、
契約の条文を確認し、
丁寧かつ冷静に自分の立場を伝えた。
結果、交渉は成功。
このとき初めて、
「語学力は、自分の生活を守る武器になる」
と確信した。
■ そして訪れた、ベルギーでの“最大の試練”
スリに遭い、緊急で銀行と英語でやりとりした日
ブリュッセルの駅。
人混みの中で財布を盗まれた。
現金、カード、身分証——すべて失われた。
正直、あの瞬間は全身が凍るような感覚だった。
しかし止まっていられない。
ホテルに戻り、
震える手でノートPCを開き、
銀行のオンライン窓口にチャットと通話で連絡。
・カードの即時停止
・不正利用の確認
・再発行の手続き
・本人確認の英語での説明
・現地での緊急支援の案内
普段の勉強で積み重ねていた“英語での説明力”が、
ここで初めて実戦で役に立った。
対応がスムーズだったおかげで、
不正利用はゼロで済んだ。
あの時ほど、
英語をやってきてよかった
と思えた瞬間はない。
■ 海外で書き続けた“メモの山”が、いまのアルファーションを作った
ホテルのデスクに無造作に残された紙の束。
そこに書かれた英文は、今も消えない。
英語は、
人生を豊かにするための教養であり、
世界で生き抜くための武器であり、
自分を守るためのツールであり、
未来を切り拓く手段である。
その考え方は、
アルファーションの教育理念そのものにつながっている。
私たちが提供しているのは、
単なる英語力ではない。
“人生を変える力としての英語”
であり、
“世界を渡り歩くための実戦的なスキル”である。
あの海外の日々で学んだことが、
今のアルファーションの原点になっている。
