コラム

COLUMN

【大阪出張で気づいたこと】

ジャーナル

福岡と大阪の外国人層の違いと、これからのビジネスチャンス

大阪に出張し、この景色を見ながら改めて感じたのは、
都市ごとに外国人の存在感と属性が大きく違うということです。

福岡と大阪。どちらも国際都市ですが、
そこで生活し働く外国人の数・国籍・目的・消費行動はまったく異なります。
この違いは、教育業・サービス業・採用市場・インバウンドビジネスにおいて
大きなチャンスにつながると強く感じました。

■1.外国人層の違い

🔹大阪:労働層+観光+長期滞在者のハイブリッド

大阪には明確に三層の外国人市場が存在します。

特徴
①労働者工場・飲食・物流・清掃・建設など
②サービス消費者観光・買い物・美容・医療目的
③在住者留学生・就労ビザ保持者・家族帯同

特に東南アジア系(ベトナム・ネパール・ミャンマー・中国・インド系)が多く、
街全体が「多国籍文化圏」としてすでに成立している印象があります。

語学学校や日本語教育市場も競争が激しく、
受講者が「自分に合う学校を選ぶ」という構造になっています。

🔹福岡:伸びているが、まだ“これから”

福岡は外国人が増えているものの、
属性はまだ偏りがあります。

特徴内容
国籍傾向韓国・中国・台湾・インドネシア・ベトナム
目的留学・IT・ホスピタリティ・観光
生活圏博多駅周辺、天神、大濠、百道、新宮方面

全国の都市と比較すると、
福岡の外国人は所得水準・学歴水準が高い層が多い印象です。
また、関西ほどのカオス感はなく、
「落ち着いて住める国際都市」という段階。

つまり、教育やサービスを提供する側としては、

福岡は“単価がとれる外国人都市”になりつつある

ということです。

■2.外国人市場から見えるビジネスチャンス

大阪で街の空気を感じ、福岡と比較したとき、
以下の分野でチャンスがあると確信しました。

🏫①外国人向け教育事業(語学・資格・キャリア支援)

  • 日本語教育
  • ビジネス日本語
  • 英語・多言語
  • ITスキル
  • 就職・キャリア支援

特に福岡では、
高単価×長期契約モデルが成立しやすい。

大阪は競争市場なので、差別化が鍵。

🏨②インバウンド観光×教育・文化体験

  • 茶道体験×教育
  • 着物・伝統文化×国別マーケティング
  • “学べる旅行”という新しい価値

福岡はアジアからの距離が近いので、
短期教育×観光パッケージが伸びる可能性が高い。

💼③企業向け外国人雇用・研修・受け入れ支援

  • 企業研修
  • 面接・通訳代行
  • 外国籍社員定着支援
  • 国別コミュニケーション研修

外国人採用は今後確実に増えるため、
企業側の教育と環境整備の需要は必ず伸びる分野。

🏘④外国人向け住居・金融・行政サポート

  • 住所登録サポート
  • 口座開設
  • 不動産仲介
  • 税務・保険・書類サポート

すでに大都市では市場化しており、
福岡も数年後に同じ潮流が来る可能性が高い。

■3.結論:都市ごとに“外国人市場の深さ”が違う

今回の出張で感じたのは、
大阪は外国人市場が成熟期に入り、福岡は成長期、そして東京は分断型市場。

つまり今後必要なのは、

「都市モデルに合わせた外国人支援ビジネス設計」

です。

❗最後に

福岡は今、外国人増加の“入口”にいます。
今このタイミングで動けば、
数年後に大きな市場ポジションを取れる。

大阪の景色を眺めながら、
そんな未来が見えた出張でした。