西鉄グラントホテルで交わされた、未来を見据える対話 — 学術 × AI × 食 × ビジネスが交差する時間 —
先日、福岡・天神にある 西鉄グラントホテル にて、分野も国籍も異なる4名が一堂に会し、これからの事業展開やテクノロジーの可能性について意見を交わしました。
参加者は以下のメンバーです。
• 韓国の大学教授
• 日本の大学教授
• AI技術者
• お弁当事業の経営者
学術・テクノロジー・リアルビジネスが交差する、非常に濃密な対話の時間となりました。
学術の視点:国境を越える「教育」と「研究」の役割
韓国・日本それぞれの大学教授からは、
「大学はもはや国内だけを見ていてはいけない」
という共通した認識が語られました。
• オンライン化による国際共同研究の加速
• 学生の評価軸が「暗記」から「思考力・創造力」へ移行
• AI時代における人文学・社会科学の価値の再定義
特に印象的だったのは、
「AIが進化するほど、人間にしかできない問いの立て方が重要になる」
という言葉でした。
AI技術者の視点:技術は“置き換える”ものではない
AI技術者からは、現場感覚に根ざした話が多く共有されました。
• AIは人間の仕事を奪う存在ではなく、「補助輪」である
• 中小企業・個人事業こそAI導入のインパクトが大きい
• 重要なのは「何を自動化し、何を人が担うか」の線引き
技術そのものよりも、
「どう使うか」「誰のために使うか」
という視点が何度も強調されていたのが印象的です。
お弁当事業経営者の視点:テクノロジーは現場を救う
一見テクノロジーと距離がありそうなお弁当事業ですが、実際は真逆でした。
• 原価管理・発注予測へのAI活用
• 人手不足を補うオペレーション改善
• 「美味しさ × 効率 × 継続性」の両立
現場を知る経営者だからこそ、
「理想論ではなく、明日から使える技術が欲しい」
というリアルな声があり、議論に一層の深みが生まれました。
共通して見えたキーワード:「分断ではなく、接続」
分野は違えど、全員に共通していたのは次の考え方でした。
• 学術とビジネスを分断しない
• テクノロジーと人間を対立させない
• 国や文化の違いを壁ではなく資源として捉える
AI・教育・食・経営。
それぞれが独立して進むのではなく、
「横断的につながることで新しい価値が生まれる」
という確かな手応えを感じる場となりました。
おわりに:福岡から始まる、静かなイノベーション
華やかな発表や派手なプレゼンはありませんでしたが、
西鉄グラントホテルの落ち着いた空間の中で交わされた対話は、
これからの事業・教育・テクノロジーの方向性を静かに照らすものでした。
福岡という都市が持つ
「学び・実践・国際性」が交わる場
としての可能性を、改めて実感した一日でした。
これから、この対話がどのような形で具体的なプロジェクトへと発展していくのか。
その第一歩として、非常に意味のある時間だったと感じています。